今伊勢石刀祭り2001

愛知県一宮市今伊勢町馬寄


yama
石刀祭り
 山車3台が揃う式内社石刀神社の祭礼は4月19日。 山車と馬の塔はこの日の後の日曜日。4月22日の午後2時よりからくりの実演があると聞き、神社に向かった。






 一宮駅の前を県道190号で北上し、今伊勢町本神戸の酒見神社を過ぎると馬寄の信号交差点に来る。 ここを東に折れると石刀神社であるが、神社は郷中で駐車場所はなく、 西に折れて今伊勢西小学の臨時駐車場に車を置く。
 徒歩で神社に向かう途中飾り馬に出会う。神社近くのお宿ではこれから馬が出発するところに巡り会えた。この地方では、かって盛んであった飾り馬奉納を「馬の塔」と呼ぶ。今は少なくなったが6頭が今日は神社まで集まる。




今日は祭礼日。拝殿にも祭礼の提灯がつき、境内も人で賑わう。

ここの参道は両側が桜並木。一の鳥居からずいぶん距離がある。

葉桜の今日は風が強く小寒い。その参道に山車が三台並ぶ。

大聖車
中屋敷車
山之小路車



 祭囃子が流れ、人混みの脇で静かに馬が出番を待つ。
「わ!私馬見るの初めて」、そんな若いお母さんの歓声も聞こえる。かっては農耕馬の晴れの日だったのだろう。
 からくりの実演の後、山車の脇を本殿に馬が引かれていった。



ここの山車は8m程と背が高いのが特徴。その上から人形が塩を撒く。

2時のからくり実演の後、それぞれの山車が拝殿前に引き出され、からくりを奉納する。

氏子の手綱で引かれた山車の上からか紙吹雪が舞う



4月19日には8人程の楽人(雅楽隊)と従者を連れた頭人行列が行われたという。
頭人とは祭礼の時、神が乗り移る稚児、または祭礼組織の主役をいう。
いつかこの頭人行列を拝見したいと思い、神社を後にした。


この神社の南に酒見神社野見神社がある。いづれも式内社と歴史が古い。
酒見神社の地名、今伊勢町本神戸からも分かるが、かって伊勢神宮の社領があった。
三社とも古墳の上に鎮座するという。
この地には、弥生時代後期の目久井遺跡を始めとする今伊勢古墳群が点在する。
古くからの人々の営みに、祭伝統の源流を辿ることができるような気がする。



since2001/4/22


by Kon

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尾張国府宮の「はだか祭」
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