赤峰市子供友好訪問団歓迎会


 町のあちこちで桜満開の4月9日,稲沢市の「稲沢市中国赤峰交流促進友の会」の 招きによる赤峰市子供友好訪問団の歓迎会が、夕刻市勤労福祉会館で開かれました。



体育館前でリハ−サルの小沢太鼓クラブ


 赤峰市は中国北部の内蒙古自治区第3の都市です。1985年、経済考察団が稲沢市の植木産業を視察したのが縁で、1989年友好都市を結び、小学生による絵画の交流や、留学生による交流を深めてきました。
 今回は次の世界を担う若い人達の交流が必要との趣旨で、子供友好団をお招きしました。


今年の国府宮大鏡餅奉納パレ−ドに花を添た小沢太鼓クラブが、 復活した伝統の祭囃子を披露し、歓迎に一役買うことになりました。


赤峰市子供友好訪問団紹介



歓迎会
スピ−チ
アトラクション
草原賛美の歌
小沢祭太鼓
大太鼓
小太鼓
横笛
演奏
拍手

お疲れ様

若い人達の交流風景
ありがとう


 毎年春一番が吹く頃、日本でも黄砂が降る。渡り鳥と同じく 大気圏の風には国境はない。中国は国土の27%が砂漠であり、耕地 面積にほぼ等しい広さである。毎年黄河に流れ込む16億トンの 土砂の中の12億トンは砂漠化地区から流れてきたものであるという。 70年代に、内蒙古草原の牧場の牧草が平均70センチもあったが、 今は25センチになっているという。
 ここ数十年間に、中国の人たちは粘り強く風と砂と闘い、砂漠化退治 の技術と経験を蓄積してきた。内蒙古の赤峰市は中国の砂漠化対策に成功 したモデル地区である。50年代から、赤峰市の人たちは山と砂地で樹木 や草を植え、防護林の建設に力を入れた。その結果、森林カバー率は 整備前の5%から今の21%に上昇した。
                 『北京週報』2000年2月22日より

 稲沢市は日本で有数の苗木生産地であります。赤峰市のこの様な努力の中で 私達は姉妹友好都市となりました。今後とも、国境を越えた友好が私達 の希望の光であります。御注目下さい。


2001.4.10
by Kon