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AutoCADの点は線と同じくオブジェクト。システム変数PDMODE およびPDSIZE で、形と大きさをコントロールできる。 PDMODEを0、2、3、4で点の表示形を指定する。 1 に設定すると、何も表示しない。 PDSIZE は、 0 で作図領域高さの 5 パーセントの大きさ。正の値で絶対値、負の値は、ビューポート サイズの相対的な比率となる。 PDMODEの規定値は0、PDSIZEの規定値は0。 構造物図面の場合、点は不必要。線の端点があるので、点はかえって目障り。点は一個一個大きさを指定できない。PDMODE、PDSIZEは形式>点スタイル管理 のダイアログで変更する。コマンドラインに打ち込んでもいい。マクロコマンドでも操作できる。一度操作すると全部の点が一斉に変わってしまう。 点スタイルは既定値とする。目に付くように表示はされないが、スナップの対象になるので座標点としては参照できる。市役所や警察署の参照位置の為に点をプロットしておく。したがって文字は自由に移動して構わない。範囲選択で点まで同時に移動しないよう注意が必要。 POINT[enter] x、y、0[enter] これがAutoCADLTの点のコマンド。 |
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稲沢市内には、公共測量基準点が三角点4点、水準点9点ある。XMLデータの様式は
次ぎのようである。
マークの点と同時に三角を記入する。三角は polygonコマンドで辺数3を指定して、正三角形とする。文字25(m)の大きさの半分として半径10(m)に頂点を内接させる。 polygon[enter] 3[enter] x、y、0[enter] I[enter] 10[enter] スクリプトはこのようにする。 |
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グリーンで基準点も取り込んだ。市役所、郵便局などにもマークの点を記入した。点は表示しないのだが、検索にマークを拡大表示したい時がある。上の画像は点を形として表示した状態。 |
通常はこのように点は何も表示しない。わざわざ三角点には三角を記入した。点は見えないのだが、マウスでヒットするとアクテイブになる。同時にプロパテイの窓が開く(AutoCADLT2002)。点の座標値等が表示される。 数値地図25000の経緯度データを公共大座標値に変換計算してスクリプトでプロットした。手作業で数値を打込むとか、CAD操作で作図とか一切していない。 座標値に誤りがあればプログラムの間違いでしかない。 そこで、4点ある三角点の座標値を国土地理院のデーターと比較した。間違いない。ただ、公共大座標値は北をXにしているので、CADのXはYと読みかえる。CADのYはXと読みかえる。 以上より、この段階の地図を当社の稲沢市に関する白地図ベースとした。 データーはロックを掛けて変形しないようにした。 DWGでファイルサイズ1208kb。DWFで66kb。インターネットで流すにはベストのサイズ。DWFを公開します。ご自由に利用して下さい。 |
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