二ツ寺神明社
海部郡甚目寺町大字石作よりほぼ西に向かい
大江川の手前に神社の森がある。
海部郡美和町大字二ツ寺字屋敷
社は高台にある。
海部郡美和町は豊臣家臣団の福島正則ゆかりの地。
海部郡美和町二ツ寺神明社は
社域全体が前方後円墳であると言われる。
(墳丘長80m)
後円墳に高之宮、くびれ部に風の宮が鎮座する。
石室等は確認されていない。
周辺部に遺物散布地がある。
神社の北に東西に用水路が流れる。
これが稲沢と美和町の境界であり
かっての海岸線の砂洲と思われ
鎌倉時代は津島へ向かう清洲街道であった。
この街道沿いには古墳が点在し
海部の古道として注目される。
2000.5.14
by Kon