うままつり
2001
愛知県稲沢市国府宮
5月5日の鯉のぼりで華やかだった境内に、今日は「うままつり」の幕が掛かる。
梅酒盛神事
尾張大国霊神社の「みあれ祭」は5月6日。この地に大国霊神が降臨した日とする。 降臨した神がより代とする人を、神代または頭人と呼ぶ。社人のうちの稚児が務める慣わしである。 一説には、この神事は儺追神事よりも古いとされる。
江戸期、雨乞いに献馬したことより、この尾張地方で盛んであった「馬の塔」も行われる。いまでは、 「うままつり」といったほうが親しみやすい。
5月6日国府宮神社
献馬
飾り馬
馬の塔
神代
梅酒盛神事
参道で早駆の馬が始まるころ、神代行列が参道を南に行き、西に折れる。
本社の南西、鬼門の位置で弓祓えを行う。
ここには、大御霊神社が鎮座する。
走り馬
社人の一人として出席した本年神男、沼田さん(中央)。
駆け馬を中断して神代行列が本殿に引き揚げると、程なくして神事が終了する。
境内に、それを告げる太鼓が響く。4時頃だろうか。
駆け馬も終了して、馬は地元へ帰る。
馬に引かれた子供達の「ワッショイ、ワッショイ」の声が町に響いた。
2001.5.6
by Kon
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