御田植祭

2000年6月25日(日)

  
 国府宮神社の裏に神田がある。毎年6月の最後の日曜日、御田植神事が行われる。
 朝の10時に、早乙女が拝殿で舞いを奉納する。その後、巫女の唄に合せ苗を植える。 季節がら、雨になることも多いが、田面につばめの飛影が映り、早乙女のしぐさに季節を感じる。 午前中に神事は終り、また今年も豊年であることが願われる。季節の節目の行事である。


 市内の中学生15人程が、揃いの装束で田植えの舞いを奉納する。 その仕種は、田植え作業を簡素化したもの。実際神田でその仕種で苗を植える のを見ると納得できる。

 神官を先頭に、裏の神田への行列が続く。巫女の唄に合せ田の周りを一舞いする。


 早乙女の神事を終え、宮の男達が手早く苗を植え終え行事は終了となる。秋に 実りを収穫できるよう、今年の好天を神に祈ることになる。


2000.6.25
by Kon