美濃路墨俣宿

岐阜県安八郡墨俣町


墨俣町の北を流れる犀川と長良川の合流点は
藤吉郎の一夜城の地であり、お城姿の歴史資料館がある。

歴史資料館 tel0584-62-3322

ここには、昭和52年公表された「前野家古文書」
に基づく墨俣一夜城資料が展示されている。


堤防を南に下ると旧美濃路の通りに来る。

さらに堤防に沿って下ると明台寺の山門に行き着く。

この山門は本陣の門であったとされる。

「朽ち残る真砂の下の橋ばしら
 また道かえて 人渡すなり」
このように詠われた橋杭笑地蔵が本堂に祀られている。


明台寺から西に延びる通りには寺が多く、寺町と呼ばれる。

寺町...正面は等覚寺、左は広専寺。

そのほか満福寺・本正寺・光受寺と5寺が並ぶ。
美濃路街道の南裏町は寺の町。


その南に1000年以上の歴史をもつ式内社墨俣神社がある。



本町通り

墨俣宿には本陣・脇本陣・問屋・渡船場があり
川湊としておおいに賑わったのだろう。

脇本陣跡

町の中央当たりに、かっては牛頭天王様と呼ばれた津島神社がある。
寛政3年(1791) 琉球使節の残した「琉球国儀衛正毛廷柱」の刻銘入りの石燈籠がある。
その先、旧道は西に延び、揖斐川に向かう。


街道の北、犀川の堤防との間の通り。

犀川の堤防へ上がる路地。





美濃路は西に進むと揖斐川を越すことになる。

安八町東結の揖斐川の堤防下に、
近くの三叉路にあった一里塚跡の標識がある。



観光案内:墨俣町ホ−ムペ−ジ



2001.4.29
by Kon