大瀬浜

静岡県沼津市江梨大瀬崎

2001年10月30日(月)


大瀬の峠より富士が眺められるかもしれない。朝食を終え、9時半に出発、直行した。あいにく雲が頂上まで上り、富士は姿を隠していた。

この大瀬のビ−チは首都圏から日帰り可能なダイビングスポットとして近年有名になっている。


大瀬岬の生成と神社の縁起について案内板には次のように記されている。

「日本書紀によると、白鳳十三年(684年)大地震があり、特に土佐の国では多くの田畑が海中に没した。また伊豆島西北では突然三百丈余も隆起し、島が出来たと伝えられている。その時できた島が大瀬の島であり、当時はまだ地続きでなく、琵琶のような形をしたまま離れていたので、琵琶島と呼ばれていた。また一説によると、当時土佐の国から土地を引いてきてこの島を造ったという伝説があり、その神霊を感じて引手力命の神名がつけられたという。」

海岸通りのビャクシン

レストハウス横のビャクシン。

この岬には130本余りが自生していて、根周3m以上のものが30本ある。

柏槙(ビャクシン)

ヒノキ科ビャクシン属
学名 Juniperus chinensis L.
和名 イブキビャクシン
九州・四国・本州の主として海岸地方に自生しているが、人家・庭園・社寺等に植えられた園芸種は馴染みがある。

柏槙(ビャクシン)は雌雄異株。去年の春に咲いた花に、一年後の秋に実がなる。
ウロコ状葉と針状葉の2種あり、幼木のときや深く刈り込んだ時に針状葉になる。
ネズミサシという別名を持つ。
自生地の北限に、このように群生しているところは他に例がなく、
国の天然記念物に指定されている。



by Kon