平成24年国府宮裸祭り
「はだか祭りには、雪が降る」と昔からいう。
2月2日(旧暦正月11日)、この地で積雪15cmの大寒波。
2月4日(旧暦正月13日)。絶好の祭り日和。しかも土曜日。
大鏡餅の脇に、奉納餅が多数。
伝説の裸男も、今年は還暦。
神男のために、参道のガラスや釘を丹念に拾う。
宮ばんてんの男が、神男引き上げ口を掃き清める。
下から、「ほうき、貸しなよ! 。。。。」
「毎年、私、これさせてもらいます! はい。」
大村さん、特別護衛隊をともない参加。安全祈願。
神守が、寝所から勝手場に締め込みに来る。脱ぎ置かれた下駄。
鉄鉾会の安全祈願が始まり、いよいよだ。今年の護衛隊の面々。
女達が願いを込めた笹を担ぎ、
1万1千人の裸衆が山門をくぐった。
その観衆22万人。
神男の登場は午後5時ちょうど。
山門通過が5時45分
無事の引き上げが6時10分。
毎年、屈強な男達が、このドラマに涙する。
今年も無事おわった。
尾張平野に、名残の雪が降り、
国府の祭りが終われば、春まじか。
2012/2/4
by Kon
NADAKA MATURI