国府宮裸祭 祭りのあとの夕間暮れ
2009年 2月7日土曜日(旧暦1月13日)




 今年の裸男1万1千人。参拝者19万2千人。例年になく多かった。


 酒食らった勢いでここまで来て。よせばいいのに渦に飛び込み。死ぬかと思い。あげくの果ては、水鉄砲。
 真っ白なサラシも泥に汚れ。頭からの水で濡れ鼠。タバコも切れて、銭もない。祭りのあとの夕暮れは、裸男に冷たすぎる。

 バカ正直にもみ合うなんて、金輪際やめておけ。骨でも折らずに済んだだけ、神はあんたに味方した。そんなあんたにゃ厄病神は金輪際近づけぬ。それが「儺追」ということか。

by Kon