一番乗り
国府宮裸祭 一番乗り
2003年 2月13日木曜日(旧暦1月13日)


 今年は、訳あって神域に入れない。この祭りを一歩引いた位置で 眺めてみよう。そう考えると、手桶隊の映像を撮ることに決まる。 早速、鉄鉾会の日置さんにメールを打ち、六鹿さんを紹介してもらった。 指定された携帯に電話すると、小池の村瀬宅に出向くようとの知らせ。 ご配慮に感謝した。祭り前日、2月12日、村瀬宅、 正明寺神社、小池神社の下見をしておいた。

 2月13日、晴天微風、気温5度。祭りとしては少し暖かい日といえる。 10時に交通規制が始まり、神社周辺での車の音が消える。静かな祭り前 の緊張の一時。11時少し回った頃、国府宮駅西に「エッサ、エッサ」の声が 近づく。今年の一番乗りは名古屋正色五三会、五四会。国府宮駅西信号交差点で 一練りして踏み切りを越え神社に向かった。

 交差点の練り合いの時、裸男の一人が「祖父江はもう行きました」と 警官に尋ねていた。やはり、恒例となった一番乗りには、ライバル意識 が生まれるのだろう。

 その祖父江町奉賛会が中大通りの小沢に姿を見せたのは、正午を過ぎた頃。 踏切りを越したのは1時頃であった。


by Kon