国府宮「はだか祭り」(なおい神事)


2000年2月17日に愛知県稲沢市の国府宮神社にて開催されたなおい神事こと「はだか祭り」を写真で紹介します。雪に埋まりそうな16日の大鏡餅の奉納と、17日のはだか祭りのすべてです。 


2月16日 大鏡餅の奉納日は大雪となりました。名古屋で16cm、国府宮は30cmを越えたようです。
午後2時過ぎ、いよいよ大鏡餅をはじめとして奉納品の数々が参道へ到着しました。
トラックの上で楽しそうに囃しをかなでる人々です。
お年寄りからあでやかな着物姿の女性まで雪の中を楽しんでいました。
トラックからクレーンで大鏡餅を降ろします。 大鏡餅はみんなで引いて神社へ向かいます。
   
神社の中心にどんと座った大鏡餅。 お籠もり中の今年の神男。今年は鉄鉾会(てっしょうかい)のはからいで1人ずつ握手できました。
   
 2月17日 「はだか祭り」の始まりです。子供たちも参加しています。
いよいよはだか男たちが参道へ押し寄せます。 楼門から神社へ次々と突入します。
この楽しそうな顔を見て下さい。 赤ふんどしの還暦の方々も元気いっぱいです。
昨日奉納された大鏡餅です。 いよいよ神男登場で楼門前は盛り上がります。
水をかける手桶隊の登場で神男登場の楼門前は騒然とした状況です。
左手に神男登場で、湯気が立ち上る中へはだか男たちが飛び込んでいきます。
立ち上る湯気が右へ左へと波打ちながら移動し、神男の所在地が見えるようです。
いよいよ神男が楼門へ突入。残念ながら姿は見えませんでしたが、その雰囲気からは目に見えている様に感じました。
神男が神社の中へ引き擦り込まれる瞬間です。見えませんが、その雰囲気で感じてください
神社の中に到達した神男です。固く目を閉じていましたが、その責任を果たして満足感に浸っているのでしょうか。それとも傷の痛みに耐えているのかもしれません。
  神男をサポートし、無事に神事を終了した感激に浸っている鉄鉾会の皆さんです。
祭りが終わった6時ちかい帰り道。
出店の人たちはまだがんばっていました。
 
 
祭りのスナップです。ひげの外国人は膝から血を出しながら楽しんでいました。
茶髪の若者は寒さがこたえるようです。  
   

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