愛知県 2000.9.11集中豪雨

時間100mmのどしゃ降り

愛知県稲沢市国府宮付近


2000.9.11 17時
名鉄国府宮踏切り。東側(国府宮神社側)


2000.9.11 21時
名鉄国府宮踏切り。東側(国府宮神社側)
冠水、通行止




2000.9.11 17時
中大通り、国府宮駅前交差点。

2000.9.11 21時
中大通り、国府宮駅前交差点。
冠水、踏切り浸入禁止。




2000.9.12 8時
大江川、市民病院脇、名鉄の鉄橋付近

名鉄鉄橋の下流の橋、水位が桁下を越えている。

2000.9.12.11:15現在

名鉄本線復旧の見込みは立っていない。
国府宮駅構内の改札は停電。
構内に豊川稲荷行の急行と上下1車両が停車中
始発より運転停止が続く。

小牧市の取り引き先には混線により電話連絡困難。

状況確認のe-mailを発信。
程なくして返信有り。
至急の用件をe-mailで済ませる。

2000.9.12 12時

雨脚は小康、収束の模様。
中大通り、名鉄踏切り前後の冠水は解消。
2000.9.12 16時
大江川の水位低下




翌13日は快晴。
稲沢市域は五条川付近の下津町で浸水があってが
全域としては大事に至らなかった。
2000.9.14 9時
大江川水位、平常時の状態。

水田の宅地化により豪雨は一気に川に流れ込む。
もう5年ここを毎日通りるが、
雨の日のこの橋の水位を見ていて、そう思う。



去年の8月21日
高御堂公園で盆踊りがあった。
9時には終わったが、その直後雷雨性の大雨。

1999/8/21 PM10:45
名鉄国府宮踏切り東側(国府宮神社側)
中大通りが冠水、通行止となった。
この時は、大江川への排水ポンプの故障が重なった為でした。



2000.9.11集中豪雨につき安否確認の
メ−ル頂ました皆様には、ここに御礼申し上げます。


  電話、携帯が混線で不通のなか、e-mailは健在でした。戦場での通信技術として開発されたITの威力を実証したことになります。一口にITといいますが、分散した小規模サ−バ−を蜘蛛の巣のように結び、1点がダウンしても、他の経路を迂回して目的地に繋ぎます。これがインタ−ネットの基本構造です。
気になるのは、携帯電話が繋がらなかったことです。春先、加入者増加によるトラブルでセンタ−が麻痺し、対策はされていたはずです。そもそも、大型センタ−と多数の端末というコンピュウタ−の未来像が分散する小規模PCに時代を明け渡しました。この教訓を携帯はどのように生かすのでしょうか。いわゆる”携帯”が繋がらないとき、PHSは健在でした。これは、加入者が少ないという理由だけでなく、街角の最寄りの中継基地を介して接続する仕組みがインタ−ネットの蜘蛛の巣に近い構造だったからではないでしょうか。
神戸大地震でそうであったように、大地震では電柱、電話線は寸断されます。神戸大地震の時は”携帯”だけは繋がったと聞きます。加入者の増大した今回は、麻痺しました。この点については、十分な検討が必要に思います。 瓦礫の下の生存者救出や、救援設備の有効的な配置にはなくてはならない情報端末として活躍できる整備が求められます。私たちは、今後そのような商品を育てて行く必要があります。皆様のご意見はいかがでしょうか。

東海豪雨デジカメ記録(by よこしょー)



by Kon
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