稲沢市−数値地図25000(その1)



 
行政界
 

 まず行政界を取り込む。市の形が分かる。






 南西の隅に入組んだ境界がある、お隣の平和町との境。

 
河川区間と水域界
 


 市域の河川や水路を取り込む。

中心線のデータだけで、川巾のデーターはない。
 市域中央にS字に湾曲した川筋がある。これは三宅川。北東から南西に川筋がある。 これが大江用水。三宅川は、かって木曽川の本流であった。その川筋跡を改修して 大江用水として整備した歴史的経緯がある。
 市域北西を光堂川が横切る。日光川の支流。
 市域の東端は五条川である。その西に福田用水が南北に走る。

河川区間のデータ例は下記。
<KasenKukan id='KK23220000161'> <Shubetsu>一条河川</Shubetsu> <Namae></Namae> <curve id='CV23220010266'> <CRS idref='JGD2000'/> <segment> <controlPoint>492436.1370 126929.8820</controlPoint> <controlPoint>492435.8550 126929.8350</controlPoint> <interpolation>linear</interpolation> </segment> </curve> <edge id='EG23220009962'> <boundary idref='ND23220006585'/> <boundary idref='ND23220006582'/> <geometry idref='CV23220010266'/> </edge> </KasenKukan>

河川区間データには川巾がない。そこで水域界を取り込む。



赤い水域線で川巾が分かる。河川と水路の区別ができるようだ。下の拡大図は光堂川と日光川の合流点。

地図的に水域線のある区間の中心線を消す必要のあるが、大抵町界に当たるので そのままにしておく。

 河川と水路はどこが違う?.......管理者がまず違う。

 上の全体図を眺め、僕は「なるほど」と納得した。大江川は農業用水だった。農業用水は下流に行くにつれ細くなる。今の大江川は雨水排水の主幹線だ。先が細くなっては機能しない。丁度、分岐して細くなる地点で三宅川が広くなる。ということでした。


 北西から南に斜の路線がある。これは木曽川から名古屋市に水を運ぶパイプライン。 現在、サイクリングロードとなっている。


 
鉄道区間
 



 市域中央に名鉄本線、東端にJR稲沢駅。そして、かっての日本3大操車場であった跡地。これで、やっと稲沢市であることが実感できる。市域中央を斜めに新幹線が走る。
 残念ながら、鉄道用地巾のデータは数値地図25000にはない。数値地図2500の「OTHERS」の中に新幹線の盛土区間の形状などがある。これを取込むことを考えてみよう。

2003.12.01
by Kon