公共測量には大座標が用いられる。全国を19のブロックに分け、
それぞれ座標原点X=0、Y=0がある。Xは北極星
を向いてプラスに進む。東がY。 東に行くと地球の丸い影響で紙の平面に展開した距離と誤差ができる。 そのためブロック分けされている。北に行っても誤差は生じない。 なぜかと言えば、北に誤差のない地図展開法を使っているからだ。 ただそれだけのこと。横メルカトール図法(ガウスの等角投影法)と呼ぶ。 高速道路も新幹線もこのXYの公共測量大座標を使ってきた。 ほんとうは緯度、経度BLを使うと地球座標なのだが、長さや角度 はXY平面でないとピンとこない。 地球の丸さを意識しない範囲でブロック分けされた平面を使う。 さて、BL->XYのJavaScriptが必要なので作ることにする。BはBreite(緯度)、LはLange(経度)の意味だが、明治の頃、西洋測量術を輸入したドイツ語が残った。業界用語である。 |
角度は1802030.00の形式。 |
日本の19に区分されて区域の座標原点の緯度経度は測量法で
決められている。 平面直角座標系 (2002年1月10日改訂)
備考 対応地域の詳細は国土地理院のHPでご確認下さい。 |