javaScript


 
javaScript
 

 サ-バーの中で動いているのがPerlなら、ブラウザ側のPCで動くのがjavaScript。 Netscape社が開発した。スクリプトだからインタープリターが必要なのだが、NetscapeもMicrosoft もブラウザ内に組み込んでいる。今すぐプログラムをする事が出来る。何も投資する必要がない。余分な事だがjavaとjavaScriptは全然別物。
 HTMLは文書記述言語だが、動きを表現する仕様はなかった。それを補うために作られたのがjavaScript。 if文や数学関数も完備 している。結構凄いプログラム言語。HTML上でonClickやMouseOverのイベント処理もできる。 入出力用のFORMも部品で完備している。別windowも自由に開ける。 C言語でこれら部品から作り上げるのは気が遠くなる人にはピッタリのプログラム言語。 webページを入力画面、出力画面と見立て、basicで書いたプログラムを 手直しすると、結構なwinndowsプログラムが書けてしまうということ。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>****</TITLE>
</HEAD>
<BODY>

oooooo
oooooo

</BODY>
</HTML>
これがHTMLの基本ですが、javaScriptはどこにかくのでしょう。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>****</TITLE>
</HEAD>
<BODY>

<script type="text/javascript">
oooooo
oooooo
</script>

</BODY>
</HTML>
HTMLのルールに従い、タグ宣言をして、その中に書きます。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>****</TITLE>
</HEAD>
<BODY>

<FONT SIZE=4>hello!</FONT><BR>
<FONT SIZE=5>hello!</FONT><BR>
<FONT SIZE=6>hello!</FONT><BR>
<FONT SIZE=7>hello!</FONT><BR>

</BODY>
</HTML>
 
左のHTMLはこうなります。

hello!
hello!
hello!
hello!
これをプログラムとして書いてみると次のようになります。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>****</TITLE>
</HEAD>
<BODY>

<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">

for (i=4;i<=7;i++)
document.write("<FONT SIZE="+i+">hello!</FONT><BR>");

</SCRIPT>

</BODY>
</HTML>
document.write( );がprint" "にあたる。これはもうプログラムそのもの。

documentはオブジェクトでこの文書。writeはメソッド。
Basicならやったな。という人はちょっと理解しにくいのですがquickBasic まで行った人は分るとおもいます。オブジェクトやイベントドリブル。

 

オブジェクトとメソッドとプロパティ
 

 javaScriptはオブジェクト指向言語として開発された。このページを javaScriptで操作するのだが、このページ自体が documentというオブジェクト。OSのwindowというオブジェクトの上にある。window は一番基本のオブジェクトだから一々指定することもなく省略されることが多い。
 人は行動し特徴を持つ。オブジェクトとは人のような主体のこと。documentという主体の行動で「書く」に対応するのがwrite。何を書くのかといえばメッセージ。 document.write(”メッセージ” )というふうにプログラを記述して行く。
 使っているブラウザもオブジェクト。名前はnavigatorオブジェクトと決められている。どこのブラウザでバージョンは何か。 これはそれぞれ違う。「特徴」、つまり「プロパティ」を持つ。

<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
document.write(navigator.appVersion);
</SCRIPT>

こう記述すると、下のようになる。僕の場合と貴方の場合は違う表示 になるかもしれませんね。


 javaScriptのプログラムはオブジェクトに「メソッド」を指示し、「プロパティ」を 操作すること。だが、何がオブジェクトでどんな「メソッド」があり、「プロパティ」には何があるのだろう。それに慣れることがjavaScript習得のポイント だと思う。


 

変数もオブジェクト
 

 プログラムには変数はつきもの。javaScriptでは変数もオブジェクト。文字に 値を代入すると、自動的にオブジェクトになる。変数の特徴、色や大きさが「プロパティ」 ということ。次のように便利に文字を操作できます。
<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
moji="ジャバスクリプト”
document.write(moji.fontsize(2)+"<BR>");
document.write(moji.fontsize(4))+"<BR>");
document.write(moji.fontsize(6))+"<BR>");
</SCRIPT>

この結果は下のようになる。

 便利なオブジェクトにDateオブジェクトがある。文字を指定してDateオブジェクト にする。そうすると色んなメソッドで時間を取り出すことができる。
<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
var jikan=new Date();
document.write (jikan.getYear()+"年" );
document.write (( jikan.getMonth()+1)+"月" );
document.write ( jikan.getDate()+"日" );
</SCRIPT>

この結果は下のようになる。

Cookieの場合、グリニッジ標準時間を使う。


マイクロソフトのjScriptリファランス


2003.9.20
by Kon