Windows のアプリケーションユーザーインターフェイスの分類
- SDI (Single Document Interface)
-
1プロセスに1ドキュメントのインターフェイス
- MDI (Multi Document Interface)
-
1プロセスにつき複数ドキュメントのインターフェイスを持つ
- MDI子ウィンドウ
-
WORDのように親ウィンドウのクライアント領域に複数の子ウィンドウを表示する。
- 擬似SDI
-
プロセスは1つだがスクリーン上の任意の位置にドキュメントウィンドウを配置、ウィンドウを複数持つ。それぞれのウィンドウに別のドキュメントを表示する。
- タブインターフェイス
-
1つのウィンドウで、複数のドキュメントを表示する。ドキュメントの切替はタブで行う。
元になったインターフェイスによって以下のように分かれる。
- MDI型タブ
-
タブで切り替えるウィンドウをMDIのような子ウィンドウにばらす事が出来る物
- SDI型タブ
-
各ドキュメントをばらす事は出来ない物。
SDIのドキュメント部分をタブ化した形
-
プロセスというのはプログラムの実行単位の事。基本的に1つの実行ファイルで複数のプロセスが進行する。
同じ実行ファイルを起動してもプロセスが違うとプログラム内での直接的なやり取りは出来ない。
-
ある実行ファイルから作成されるプロセスの事をインスタンスと呼ぶ。
プロセスが単位であるのに対して、インスタンスはその実体を指。
プロセスはプログラムの入っている箱。その中身がインスタンスです。
-
自分のインスタンスは1つしか作成しないプログラムをシングルインスタンスと言う。
メモ帳やペイントはSDIでシングルインスタンスのアプリケーション。この場合、複数のドキュメントを同時に開く事は出来ません。
-
プロセスとタスクバーは必ずしも一致しません。
MS Word や MS Excel は開いた文書ごとにタスクバーにウィンドウを登録しますが、インスタンスは1つです。
|