数値地図2500(その7)




 
道路網
 

 数値地図2500の道路網をプロット。25000同様ネットワーク解析用に路線データがあるが、地形としての道路巾データはない。3m以上の道路の中心線データだ。



 
25000の道路網
 


 数値地図25000道路網と密度を比べてみる。2500とほぼ同じと考えていい。 2500は街区の中の路地的なものが記録されているようだ。だが、街区は街区データを利用するので支障はない。

 25000データは地図記号に対応した道路巾データがある。レインジとしてのデータだが道路ランクを巾で表現ができる。

 数値地図の中で道路網データーは、他のデータより圧倒的に多い。2500市域全データは13MBになるが、道路は6MBである。街区データが4MB。道路と街区の情報のラップ部分の除去方法を以下のように決める。なを、道路ネットワーク解析には、全道路網データーを別途用意すると考える。

 2500の街区データに25000道路データを合成して稲沢市域デジタルマップベースを作成する。問題は街区以外のデータの抽出法である。
 市街化区域をゾーンデータとして除去プログラムを作るのが一つ。その場合、調整区域の街区、いわゆる郷中のゾーンでーたはない。手作業で判断して作成することになる。 それは費用、労力がいる事になる。今回模索するのは、極力労力を掛けない方法である。
 稲沢市の街区データを見渡すと、街区間に主要道路がプロットされていれば地図的に不自然ではない。そこで、完全なゾーン分けではばく、道路巾5m以上の道路と合成してみる。稲沢市には、北、中、南大通線がある。街区データでは、これが連続して表現できない。この不備は自動的に解決する。
 数値地図25000の道路データは8MBのボリュームの1ファイルだ。道路巾ランクに分割したファイルにすべきだろう。このランク分け自動スクリプトを作ってみる。

2003.12.16
by Kon