宅美(たくみ)神社


愛知県一宮市大字西海道字中山

県道大垣江南線の脇に神社はある。

鳥居横に「武田王御所屋敷跡」の石碑


祭神
武田王

境内の由緒記(昭和7年4月)より

武田王は日本武尊の御子、仲哀天皇の弟。

景行天皇は日本武尊の伊勢国での死を悼み

諸国に名代として建部を置く。

当地の建部は武田王に卒きいらせた。

すなわち丹羽建部の君である。

土地を墾き、産業を勧め、美術工芸を指導。

この地が工(たくみ)と呼ばれる所以。



清水の脇に井戸。現在は塞がっている。

手水石の銘文は昭和10年と読み取れる。

かっては湧き水があったのであろう。



2001.3.30
by Kon