高牟(たかむ)神社
名古屋市守山区大字瀬古字高見
名古屋の北,矢田川を天神橋で渡ると下流200mほどに神社がある。瀬古とは 裏手という意味と「尾張地名考」が記す。
「元正天皇元年(729〜749)十一月十五日に鎮座せられた時に高見の称を賜へりと伝えられ」と境内の由来記は記す。
本殿は昭和36年再建
祭神
高皇産靈命
品陀別命
高牟の牟は鉾であり、同じく高皇産靈命を奉る千種区の高牟神社は物部氏が管理した 武器庫(兵庫)跡という。この社も兵庫の伝承がある。それにちなむ兵庫鎖太刀 は熱田神宮宝物殿に収蔵されている。
2001.9.24
by Kon