高牟(たかむ)神社


名古屋市千種区今池1-4

祭神

高皇産靈(たかみずび)神
神皇産靈(かみむすび)神
應神天皇


成務天皇の御代の鎮座

清和天皇の御時、御造営に際し勅して應神天皇を配祀。

(拝殿前の神社縁起の説明板書より)



昔、このあたりは草香島と呼ばれ

あちこちから清水が湧き出ていたと言われる。

境内脇の清水は今でもポンプで汲み上げている。

「カルキの匂いがないからね。」

ペットボトルを持った御老人達が集まる。

「しばらくお顔見なかったんだけど。」

「御元気、私も、なんとかやってます。」

そんな会話が絶えない。

清水脇の高牟龍神社。元古井発祥の地。

かつて、ここの地名は千種区元古井(もとごい)であった。



この一帯は尾張物部氏の集落の一画といい、

村人の農具や武器の倉庫跡が当社となったといわれる。

(名古屋市教育委員会の説明板書より)



JR中央線と地下鉄東山線が交差する千種駅。

このロ−タリ−前の広小路通を南東に渡るとすぐ神社である。

この地は名古屋大地の西端であり、5m程の段差がある。

この縁辺をJR中央線が走る。

JR千種駅は錦通り橋下にホ−ムがある。

高層ビルの地下階のプラザ。

地上階のオ−プンスペ−ス。

ここを北に桜通りまで行くと物部神社である。

両神社は距離にして500m程である。

2000.8.23
by Kon