前利(さきと)神社


愛知県丹羽郡扶桑町斎藤

御祭神は神八井耳命(かんやいみみのみこと)

境内の石碑の縁起

この尾張一帯は、かって丹羽臣が支配しておりましたが、

その始祖が神八井耳命とされております。

斎藤を中心として、和田勝佐、山尻、江森、高屋、高木、

山名、柏森を支配していた豪族前刀連は丹羽臣の同族となつて

いましたので前刀連の前方後円墳の上に神八井耳命を

神祖として建てられた神社とされています

(後略)


「続日本紀」承和8年

縣主前利連氏益賜姓縣連。神倭磐余彦天皇第三皇子神八井耳命乃後也


鎮座地、斎藤は丹羽郡前刀郷であったが、

慶長年間に疫病が流行

村名と社名が同一のための神の怒りであろうとし

斎藤に改称と伝えられる。



2000.6.15
by Kon