太乃伎(おおのぎ)神社
名古屋市西区大野木
庄内川の堤防上に第一鳥居がある。
祭神
伊弉諾(いざなぎ)尊
伊弉冉尊(いざなみ)
大日靈(おおひるめ)尊(天照大神)
素盞嗚(すさのお)尊
月讀(つきよみ)尊
蛭兒(ひるこ)尊
神社の古文書は洪水流失で定かでないが、永享9年(1437)以後の棟木が本殿に残る。現在の本殿は天和元年(1681)再建の流造り。昭和6〜12年に解体修理したもの。
鎮座地、大野木は明治39年、下小田井、中小田井、平田、比良、大野木が合併して 山田村となった。現在は昭和30年合併して名古屋市西区。
庄内川を挟み、3キロ南の別小江神社とは同神を祀る。延喜式神名帳は共に 山田郡に記載する。当時は川の様相も異なり地続きの一帯であったと推定される。
2001.9.24
by Kon