裳咋(もくひ)神社


愛知県稲沢市目比(むくい)町

江戸時代、近くの安養寺の境内にあり八龍の祠によばれた。

幕末に当地に遷座

目比(むくい)川に平行の道路脇に神社はある。

祭神は裳咋臣船主。

続日本書紀に

尾張国中嶋郡人外正八位上裳咋臣船主者

己等与伊賀国敢朝臣同祖也

昔、この辺りは大沼を取り囲む水田があり

田船で往来する水郷地帯であった。

大沼には葦がいっぱい生え

水鳥が藻を食べていた。

これより藻咋(もぐい)という。

古老は目の病に効く水が湧く井戸が境内にあったという。

2000.5.14
by Kon