川原(かわはら)神社


名古屋市昭和区川名本町

鳥居前は飯田街道であった。

飯田街道は鳴海で作つた塩を美濃、信濃に運ぶ塩道であった。

これより東にゆくと山崎川である。

かつて、川名川といわれ、その川原に位置したと伝える。

鳥居横の弁天池と宗像社

以前は”川名の弁天さん”と親しまれた。

神仏分離により弁財天は近くの大平寺に遷された。

ここには、市杵島姫命を祀る。

3、8の日には市が立つ。

この当たりで大正時代クリ舟が出土したと言われる。

山崎川の河口で、海岸線が入り組んで入り江であったと伝えられる。

祭神

日の神

埴山姫(はにやまのひめ)命

罔象女(みずはめ)神

古事記

伊邪那美命が火之加具土命を産み病に臥した時

尿から化成したのが

土の神、 波邇夜須毘賣命、別名を埴山姫命

水の神、彌都波能賣命、別名を罔象女神



鎮火の神として崇拝される。

1月17日は鎮火祭。

例大祭は10月15日。厄祓いの餅投げがある。

津島神社

この神社境内には多くの神が合祀されている。


2000.8.3

by Kon