阿豆良(あずら)神社
一宮市丹陽町吾鬘
祭神
天甕津媛(あめのみかつひめ)命
倭姫(やまとひめ)命
尾張国風土記
垂仁天皇の皇子は7歳になっても言葉が出なかった。皇后の夢枕に天甕津媛(出雲の神)が現れ、「私をまだ誰も祀ってくれないが、もし神社を建てれば皇子も話ができるようにしよう」と告げた。
美濃国花鹿山(岐阜県揖斐郡谷汲、式内社花長神社)から榊の枝の蔓(古代の髪飾り)を投げると、この地に飛んで落ち、この地に社を定めた。阿豆良は蔓(かずら)からきた名称といわれる。
2000.5.21
by Kon