1980年にハワイに行った時、アラモアナホテルに泊まった。 ここはワイキキの近くのアラモアナショッピングモ−ルの一角にあった。大きな駐車場と専門店やレストランがあるマ−ケットゾ−ン、そしてランドマ−ク的高層ビル。その上階がホテル。 映画館があったかどうかは、探しもしなかったので知らない。今ではとこの中小都市にでもあるショッピングセンタ−の原型なのだが。 |
1997年日本初の本格的サイバーモール「楽天市場」がオ−プンした。当時、カタログをWeb化しただけといった段階のサイバーモール。先輩経営者からは「大企業も失敗していることを、三木谷君がやって成功する訳がない」と言われたそうだ。その三木谷氏は、周りがこのビジネスモデルの素晴らしさに気づいていないところにこそチャンスがあると、一週間ほどぶっ通しで考え答えを導き出した。それは“システムに強い人間が商売をする”のではなく“商売が上手な人が簡単に店を開ける仕組みを創る”ということだった。そのシステムを自ら開発し、ネット上で買い物の楽しさを提供できたことが楽天の成功の理由だという。
1997年2月7日 潟Gム・ディー・エム設立。 1997年5月1日 楽天市場サービス開始。 1998年7月20日 楽天オークション開設。 1999年9月 楽天フリーマーケットオークションサービス開始。 2000年1月 楽天大学開設。 2000年4月 店頭市場へ株式公開。 2000年8月 共同購入サービス開始。 2000年9月 楽天モバイルコマース(携帯電話サービス)開始。 ベターライフテレビ鰍完全子会社化 楽天TVサービス開始。 2000年10月 潟Cンフォキャストを完全子会社化。 楽天ブックス叶ン立(日本出版販売鰍ニ提携)。 米国子会社設立 Rakuten USA,Inc。 2000年12月 ポータル事業を運営している潟Cンフォシークを完全子会社化。 楽天ビジネスサービス開始(プロトレード鰍完全子会社化)。 2001年1月 楽天ブックスサービス開始。 2001年3月 楽天トラベルサービス開始。 2001年5月 国税庁発表2000(平成12)年分の高額納税者番付で、三木谷氏は 約93億円の創業者利益を上げ、番付2位。妻・三木谷晴子氏も 約32億円を手に入れ23位にランクイン。独自開発のRMS(楽天マーチャントサーバー)を基盤に、売上 「1兆円」を目標にしている。一店舗5万円の出店料を2002年4月には、流通額に応じてシステム利用料を課金することにした。ブロードバンド普及によりEC市場の飛躍的な伸張が見こまれる好機に、店舗売上の増大がマーケティングやシステム投資の増大につながるという「拡大成長のサイクル」を実現していきたいという。 |
平成13(2001)年5月7日付けでアコム株式会社は、インターネット専用決済システム「アコシス」の営業終了を発表した。平成8(1996)年11月より運営していた「アコシス」の営業を平成14(2002)年3月20日をもって終了した。
ネット上でのショッピングとクレジットを組み合わせたシステム、「アコシス」は、平成13年4月末における加盟店数は約780店。システムの安全性についても評価を得ていた。平成11年10月より、ネットでのカード申込等を可能にした「オンラインアコム」を開始しており、アコシスで培った会員獲得ノウハウの継承が可能とした。「アコシス」の概要 ○当初営業開始 平成8(1996)年11月 ○加盟店数 780店 ○会員数 24,774人 (平成13(2001)年4月末日現在)その後は、「初めてのアコム…」CMでおなじみのサ−ビスを展開。このCMに出演してたタレント、小野真弓(21)が、写真集「スマイル」(ワニマガジン社刊)を発売するなど、活況である。 僕はアコシス会員の申し込みをした。
僕はこのモ−ルで本の販売をしようとしました。 |
参加していたボランチア団体がシンポジウムの報告書を出版することになった。 予算がなくてWORDで写真割りつけまでして印刷屋さん に持込んだが、最低部数350部、80万円必要だった。 版下作って輪転機回すには最低限必要な金額だ。 全部売らなくては代金回収できないので、あらゆる 方策をうちました。HP作って宣伝もしました。最後は10人程の役員で現物買取で清算することも考えていました。僕が編集責任者 だったので、その前に打つ手を考えました。それが、アコシスクーポンの利用です。 定価2500円の本を2000円のクーポンを使って買い取る訳です。そして本屋さんは僕。 商品が1種類しかない本屋さんです。 |
1998年 12月 7日 Kon様 お世話になります、アコシスの高木です。 >無料サイトからアドレス変更いたしました。 かしこまりました。 本日、加盟店申込書類一式をお送りいたします。申込書に ご記入、ご捺印いただきまして、誠にお手数ですが、最近 3ヶ月以内印鑑証明書を1通ご添付いただきまして返送く ださいますようお願いいたします。 御社のお取扱商品ですと、弊社スタンダードサービス、 もしくはセミスタンダードサービスのご利用になるかと思 われます。スタンダードサービスは、受注ページを置かれ ているWebサーバーにアコシスのCGIを組み込んでい ただくこと等により、注文受付自体が自動処理されます。 こちらをご利用いただく場合は、次の点につきまして サーバー管理者様にご確認ください。 1.WebサーバーOSが下記であること ・UNIX SPARC Solaris2.×版以上 ・Windows NT 3.51版以上 2.WebサーバーにアコシスのCGI一式を組み込んで 動かすことができること 3.Perlが動作すること 上記のいずれかが該当しない場合は、セミスタンダード サービスをご利用いただくことになります。こちらは、 Webサーバー上にはアコシスの仕組みを組み込みませ んので、短期間でのご利用開始が可能となります。 また、すでにご存知のことと思いますが、通産省より 発表のありました訪販法の省令改正によるホームページ 上の表示義務につきまして、6月1日より以下の項目の 表示を義務づけられております。 (訪販法第8条の改正省令より抜粋) ホームページ上への表示義務項目 ○ 商品代金以外の送料などの金額表示 ○ 商品代金支払い時期と方法 ○ 商品引き渡し時期 ○ 返品についての取り決め事項 ○ 事業者名、住所、電話番号、運営責任者名 御社ホームページにおかれましても、ご対応をよろしくお 願いいたします。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせく ださいませ。 今後ともよろしくお願いいたします。 1998年 12月 25日 Kon 様 お世話になります、アコシスの高木です。 御社の加盟店登録が完了致しましたのでご連絡をさせて 頂きます。本日、セミスタンダードサービス用「アコシス 接続テスト確認連絡書」、「Web・メール処理用キーデータ FD」各1枚お送りさせて頂きます。 アコシス導入の際にご使用頂くプログラムや、導入説明書は 弊社アコシスのサーバーより閲覧とダウンロードをおこなって 頂いた上、ご使用頂いております。よろしくおねがいいたしま す。 加盟申込書にてお届け頂きました「連絡用メールアドレス」 宛てに前日のアコシスとの取引進捗状況をご確認頂く 「アコシス取引報告書」をこれから毎日送信させて頂きます。 処理を行われた翌日は必ずご確認をお願い致します。 |
本の販売開始は11月。売れ行きを見ながらネット書店はオ−プンさせておいた。
GeoCitiesアコシス入会キャンペーンの終了は12月末。利用期限は3月30日。
GeoCitiesにHP開設できる人が何人いるのだろう。僕は自分自身のHPと会のHP
を開設したので、そのノウハウは持っている。でもそこまで簡単に実行する人
いるのかしら。アコシス自身のキャンペーン1000円がいいとこかもしれない。
アコシスの勧誘をして個人情報を提供する代わりに1000円のク−ポンをもらって
い頂く。それで本を買う足しにしていただく。現物支給で自己負担していただく
場合、そんな方法もありますと告知しれば、少しは企業努力を認めてもらえる
だろう。これが僕のネット本屋さん開設裏話。 おかげさまで本は完売いたしました。アコシス勧誘もすることなく終りました。 あれから毎日「アコシス取引報告書」のメ−ルを頂いていました。恐縮していました。 平成14(2002)年3月20日アコシスのサ−ビス終了で僕の本屋さんも閉店いたしました。 |
2003年の今振り返ってみると、今だったらYahooオ−クションで販売を
試みるだろうな。貴重、レア本というキャンペ−ンペ−ジを作り出点。
最低価格2500円を設定して売れるまで出点を繰り返す。多分売れるでしょう。
出来映え、内容には自信ありますから。それと、宣伝用HPを見たからといって
縁もゆかりもない方から購入注文を頂いたし。1冊だけですけどね。 以上、1998年暮れから1999年はじめの出来事です。1999年6月に潟Gム・ディー・エム は社名を楽天鰍ノ変更している。この顛末の時、僕には楽天市場の認知はなかった。 ネットで色々情報検索をしたはずだが。ヤマトのコレクト便というサ−ビスを 探し相談したりしている。2001年の初めにISDN常時接続にした。僕のような 地方都市に住む者としては、最も早い時期に常時接続サ−ビスを利用したといえる と思う。それ以前、月2万円の通信料を払っていた。僕みたいにSOHOしていれば 事業経費で処理するが、家庭の主婦だったらせいぜい月3000円が限度。ちょっと 商品チエックでネットに繋いでいたら家計が破綻する。ところうが、常時接続だと 月3000円で主婦でもネット繋ぎ放しができるようになった。早い遅いもあるだろうが とにかう常時接続はエポックメ−キングな出来事だったことは忘れてならないだろう。 【楽天市場】スタッフ募集というペ−ジで「私がいつも社内の人間に言うのが、僕らはプロビジネス選手だということ。だから楽しくやったほうがいいし、勝たなくては意味がない。ビジネスに対しても、その意識が大切だと思います。そういう価値観を共有できる人と一緒に仕事がしたい、と考えています。 」と三木谷氏は語り掛けている。楽天の売上推移をク−ルに 眺めてみれば、2001年初頭に明らかに分岐点を見出す。三木谷氏の背番号は知らないけれど、プロビジネス選手として、明らかにタイムリ−を放ったことは確かなようだ。
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