山車巡行


岩倉の町には三つの神社がある。

北から新溝神社、神明太一社、神明生田神社。
山車はこの境内の山車倉に納められている。

上の町、中の町、下の町の山車は今日の晴れ舞台に
岩倉街道の町並みを巡行される。


本町の新溝神社

明治時代の改築にあたり、この社の下に巨石が確認され
一部残存している。本格的調査はされていないが
6世紀ころの円墳といわれる。


中本町の神明太一社
この神社に伝わる”神明太一宮鳥瞰図”に円墳が描かれている。


下本町の神明生田神社



この町の山車は、本来は神明太一社の岩倉祇園祭りのものであった。

明治以降、それぞれの神社の祭礼に引き回されてきたが、
昭和30年中頃には、引き手の町衆がいなくなり姿を消した。
市制20周年に復活し、
平成4年(1992)岩倉街道で揃い曳きが実現した。




山川酒造跡地でのからくり実演のあと、

また山車は町を巡行。







2000.4.1

by Kon