紹興市 蘭亭


蘭亭は、東晋の書道家、王羲之が「蘭亭集序」を書いたところ。

この地、会稽(浙江省紹興県西)の蘭亭に名士を集め,
曲水に觴を流して詩を作る宴を設けた(353年)。

詩は「蘭亭集」としてまとめられ,この王義之による序は,絶世の佳品とされた。

「蘭亭集序」の原本は唐の太宗が酷愛のあまりに殉葬させ,現存しない。

入り口の「蘭亭」の石碑は二つに破壊されたのを修復してある。

この「蘭亭集序」の石碑は、その時白く塗られ毛語録が記されていた。

紅衛兵の集団はこの前を通り過ぎていった。

ガイドの謝さんの説明を聞きながら

中国の歴史の奥の深さを感じた。

2000.9.6

by Kon