杭州 岳王廟


杭州は現在、浙江省の省都。

秦の時代に、始皇帝が銭塘県を設置し、隋の時代から杭州と呼ばれた。

        隋煬帝が杭州と北京を結ぶ京杭運河を開通させ、

中国の南北をつなぐ交通と貿易の中心地となった。

南宋の都(1127-1280)。

13世紀末、この町を訪れたマルコ・ポーロは

「世界でもっとも美しくて華やかな都市」とほめ称えた。

彼は、17年もこの地に滞在した。



 岳廟は宋代の将軍岳飛(1103〜1142)の墓所。

金に奪われた江南の地を奪回しようとしたが、投降派の秦檜に毒殺された。

岳飛と息子の墳墓

入場料20元

2000.9.4

by Kon