さよなら、上海


ハイウエイとオフィスビル。

分譲マンション

高速道路高架の横梁。PCケ−ブルシ−スが見る。

柱は細い。ハワイでもそうでした。

杭はア−スドリルなのでしょうか。杭州ではそうでした。

上海浦東の摩天楼、杭州のスタジアム。

そして着々と整備の進む高速道路網。

それにも増して、人々の活気と素敵な笑顔。

新しい世紀は、あなた方がきっと掴み取ると思いました。

皆さんありがとう、お元気で。

国際線待合室前で6日間の随行通訳の劉さんにお礼を言った。

劉さんは34才、子供一人。

「劉さん人民服持ってますか。」

「中国では孫文の雅号で”中山服”と言います。もう持ってません。」

「文革の時お幾つでした。」

「小学生、毎日朝、毛語録読み上げました。」

観光案内の合間に、色んなことに丁寧に答えてくれた。

待合室入り口で立ち止まる。

”さよなら”、劉さんの声を背後に聞いた。

”さよなら”、”ありがとう”

振返り手を振った。

上海空港使用料90元

闇の中の2時間の飛行。

機は予定どおり名古屋上空へ。

旋廻しながら着陸待機。

雨に濡れた滑走路に着陸。

2000.9.8

by Kon

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