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熱田の森の北５００ｍ程に熱田神宮公園がある。
その一角に断夫山古墳がある。 公園入り口の看板を見ないと、ただの森としか思えないが、 周囲の石垣をなぞると、確かに前方後円墳と分かる。 熱田神宮の所属地として管理されてきたが、 昭和55年の区画整理で愛知県の所有となった。 |
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熱田の森の北５００ｍ程に熱田神宮公園がある。
その一角に断夫山古墳がある。 公園入り口の看板を見ないと、ただの森としか思えないが、 周囲の石垣をなぞると、確かに前方後円墳と分かる。 熱田神宮の所属地として管理されてきたが、 昭和55年の区画整理で愛知県の所有となった。 |
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 墳丘をめぐる濠は戦後に整備されたもので、 本来の周濠の幅や深さは不明である。 |
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墳丘の規模は、全長l5lm、後円部の直径80m、前方部の幅1l6m。 高さは後円部でl3m、前方部で16．3m。東海地方一の規模である。 墳丘の表面は、葺石（ふきいし）が敷き詰められていたと言われる。 l000個を超える円筒埴輪が並べられていたといわれ、硬く灰黒色の須恵器だつた。 後円部と前方部の接合部の西側に、「造り出し」とよばれる方形の壇が認められる。 ６世紀前半の古墳と推定されている。 |